瑠璃になるまで/Until tha flow of the water becomes to clear blueのレビュー

瑠璃になるまで/Until tha flow of the water becomes to clear blue
瑠璃になるまで/Until tha flow of the water becomes to clear blue

初めてボーカル•笛Verで聴いたときからこの曲が大好きです。
この世の美しいものを全て詰め込んだような、みずみずしい密度いっぱいのサビのメロディは何度聴いても感動が絶えることがありません。サビ前からの盛り上がり方のバリエーション含めて泣けます。ピッコロの豊かでのびやかな息遣い、それと対照的な切れ味鋭くスピード感のあるソロ、かなりかっこよくて、ピッコロ吹いたことある人は吹いてみたくなる曲だと思います。
オケVerでは旋律と絡み合うような太鼓の繊細な音が、間や柔らかさを備えて序盤からものすごいバランスを保っていて、オケ寄りの曲にならないような存在感があるのがすごいです。
サビメロの裏での拍に頼らない太鼓の動きは、大地や風、海、やまびこなど、風景にもなりうる(個人的にそう感じました)、太鼓という楽器の表現の自由さを感じて感動しました。太鼓で打つ八分の六拍子の16分音符♬♬♬は他の楽器には出せない厚みがあってなんとも言えない喜びを感じます。
どんどん耳が開いていく感覚になり、音楽の授業の鑑賞教材であってほしいと、個人的に思いました。本当に本当にいい曲です。

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まさん